話題の“サブスクリプション”を解説!福岡で始まった新たな試みとは

現在、様々な企業で導入されはじめブームとなっている「サブスクリプション(サブスク)」。福岡県北九州市の会社では全国初となる賃貸住宅補修のサブスクリプションサービスを導入し話題を集めています。当ページでは、今さら聞けないサブスクの概要やメリット・デメリットを解説します。

福岡賃貸住宅修繕のサブスクが話題

修繕の様子

福岡県北九州市にある「オーナーズクラブ」では、全国初となる賃貸マンションやアパートの修繕でのサブスクリプション(サブスク)サービスを導入しました。

オーナーズクラブのサブスクリプションは「メンパク」と呼ばれており、その内容はマンション外部の修繕工事やその後のアフターケアを毎月定額のメンテナンス料金を支払うことで15年間継続して行ってくれるというものです。

メンパクを利用すれば、修繕を継続的行えるので一括工事するよりも修繕費を削減でき、計画的な修繕で建物を良好な状態でキープしやすくなります。
また、急な出費に悩まされることもなく、月々の支出の見通しがたてやすくなるのも魅力です。

サブスクリプションとは?

サブスクリプション

サブスクリプション(サブスク)とは、本来「予約購読」や「年間購読」という意味がありましたが、最近では上記で挙げたメンパクのような「定額制」サービスを指す言葉として定着してきています。

映画やドラマの視聴ができるNetflixやAmazon Primeが代表的ですが、音楽、雑誌、コインランドリー、カメラ、BAR、ラーメン、車など様々なジャンルでサブスクリプションが用いられているのです。

サブスクリプションのメリット

サブスクリプションをビジネスで利用すると、以下のようなメリットがもたらされます。

①経費として計上できる

サブスクの利用料はほとんどの場合全額経費計上することが可能なので、節税にもつながります。

②新規ユーザーを獲得しやすくなる

単価が高い商品を通常販売するとユーザーが手を出してくれないことがほとんどです。
しかし、サブスクでは初期コストを引き下げられるので、多くのユーザーに利用してもらいやすくなります。

③利用状況のデータが取れる

一定期間の利用を前提とするサブスクであれば、ユーザーとの継続的な繋がりが得られます。
そのことで、サービス品質の向上や商品開発を行ううえで重要なデータを集めることが可能となるのです。

サブスクリプションのデメリット

サブスクは上記で挙げたような魅力的なメリットがありますが、特有のデメリットももちろんあります。

①即利益につながりにくい

サービス開始後、すぐに多くのユーザーが集まるといったことはそうそう起こりません。
少しずつ利益が上がっていくビジネスモデルであることを念頭に入れ、計画的に実施する必要があります。

②常に新しいコンテンツや機能を取り入れる必要がある

めまぐるしく変動する市場に合わせて、常に新しいコンテンツをユーザーに供給していくことが大切です。
ユーザーが飽きてしまえば離脱につながり、他の目新しいサービスにユーザーを奪われます。
また、ユーザーの離脱が増えてしまうと、初期コストの回収も難航することになるのです。

③コストやリソースがかかる

常に新しいコンテンツを供給する必要があるということは、それ相応のコストやリソースの負担がかかることも免れません。
場合によってはファクタリングを利用するなどして、資金面をやりくりしていく必要があります。

サブスク市場は今後さらに発展?

音楽のサブスクリプション

サブスクリプションは現代の消費者ニーズに合致するとして、先述した福岡の会社のように様々なジャンルの企業が導入し始めています。
株式会社矢野経済研究所の調査によれば、2023年には国内において約8,600億円の市場規模になるとの予想がたっており、今後さらに発展していく見込みです。

一方、少子高齢化の影響によって様々な市場で成長率が鈍くなってきていることから、新規需要・販路の開拓の課題も指摘しています。

デメリットでも解説した通りコスト面から導入が難しいと考えられがちですが、ファクタリングを上手に活用して資金をやりくりするのもひとつの手です。
これからますます需要が高まっていくビジネスモデルとして、今後の動向を要チェックしてみてください。