西日本屈指のビジネス街「福岡」~データから見る経済状況

福岡県は20万を超える企業が軒を連ねるビジネス街ですが、観光客や若者といった幅広い層の方が訪れるスポットです。事業では建設業及び製造業が盛んであり、ファクタリングによる資金調達も多く行われています。

建設業と飲食業の町「福岡」

海外からの観光客も増加している博多駅

平成26年度の企業数はなんと“228,345”と、西日本屈指のビジネスエリアである「福岡」。
西日本~九州地方の中核として、多くの事業が存在しておりますが、建設業が19,772企業、製造業が12,814企業と、全体の1割強を担っており、他県よりも「建設業及び製造業」が盛んな地域であると言えます。
福岡経済を支えるメイン事業や、各々の企業はどのように資金調達を行っているのか等について解説してきたいと思います。

飲食業がひしめき合う博多

博多・天神は、福岡でも屈指のビジネス街です。
サラリーマンの街でありながら、観光客、飲み客、若者と、幅広い層の人が遊びに来るエリアであり、例えるなら、東京でいう所の渋谷、大阪の道頓堀のような街と言えるでしょう。
飲食業が非常に盛んな地域で、居酒屋、クラブ、バーといった飲み屋がひしめき合い、国内外から多くの観光客が訪れます。

多くの飲食店が軒を連ねる博多

福岡エリアの資金調達事情

建設業・飲食業がメインの福岡エリアの企業は、いったいどのようにして資金調達を行っているのでしょうか。
同エリアの資金調達状況について調査を行いました。

銀行は福岡銀行・日本シティ銀行が圧倒的

福岡県の代表的な銀行

金融庁が発表する全国銀行データによると、福岡県内の銀行店舗数は、西日本シティ銀行が186店舗、福岡銀行が170店舗と圧倒的な数字となっています。

金融庁「福岡県金融機関情報」
金融庁公式資料

信用金庫では「福岡ひびき信用金庫」が店舗数47と中堅に位置しておりますが、上記二行に比べると数は少ないです。
日本有数のビジネス都市である福岡ですが、意外にも銀行の種類は少ないという特徴が見られます。

銀行に断られると地獄

銀行に融資を断られ泣き顔の経営者

銀行の種類が少ないという事は、西日本シティ銀行・福岡銀行の二行に融資を断られてしまうと、資金調達が著しく困難になってしまう事を意味します。
経営状況に波が出やすい建設業に於いて銀行融資が受けられないのは致命的であり、事実多くの企業が融資を受けられずに倒産してしまった、というケースが後を絶ちません。
手形取引が非常に減った昨今、銀行以外だと消費者金融が頼りになってしまい、これも断られてしまうと、企業はヤミ金からお金を借りたり、設備を安い値段で売却したりせねばならず、長期の運営が困難となっていまいます。

福岡で人気の資金調達「ファクタリング」

ファクタリング取引が盛んな福岡エリア

創業から数十年と続く老舗企業が多い福岡エリアですが、新規事業者も非常に多く、平成28年の調査では創業率5.34%(全国平均4.4%)となっています。
銀行で融資を受ける場合、必ず決算報告書や事業計画書といった書類を用意する必要がありますが、新規事業者の場合これらの書類を用意する事が難しく、結果的に銀行融資を受ける事は困難になります。
そんな中、福岡県企業の間では、新規事業者でも現金が調達出来る新たな資金調達方法として「ファクタリング」が大変な人気となっており、ファクタリング取引を専門に行う会社が増加している傾向にあります。

新規事業者でも可能な理由

銀行は企業の「信頼性」に対してお金を貸しますが、新規事業者の場合、実績や売上が無く信頼性が低いという理由から融資が不可能という結論に至りやすくなります。
一方で、ファクタリングは現にある資産(売掛金・未収金等)を売却し現金化するという方法になりますので、ファクタリング会社側は低いリスクで買い取る事が出来るのです。
従って、新規開業の企業であっても、ファクタリングは利用する事が出来ます。

決算報告書が不要

決算期が到来していない企業は、基本的に決算報告書がありません。
そのため、税理士に残高試算表を作って貰う又は月次決算という形で書類を作成して貰う必要があるのですが、ファクタリングの場合、債権の存在さえ確認が取れればOKですので、決算報告書やこれら財務資料が無くとも利用出来るケースがあります。
そのため、新規事業者でも利用し易いというメリットがあります。

建設業は手形からファクタリングへ

建設業で広まるファクタリング資金調達

平成25年の手形の取引数(手形発行枚数)は、手形取引のピークであった平成2年に比べ、14分の1にまで減少しています。(約350万枚⇒約25万枚)
そんな中、最後の砦として手形取引が盛んであった事業が「建設業」です。
未だに手形での信用取引が多く用いられている業界ですが、その建設業に於いても、今変化が生じています。

建設業でも手形は減少傾向

建設業では、手形取引が減り続けている一方で、ファクタリングでの取引が増加しています。
建設業に於いても新規事業者が多く存在している事や資金繰り不足に陥りやすい事、つなぎ資金が必要となるケースが多い事から、特に建設業者が多いとされている福岡エリアでは、ファクタリング事業を行う会社が相次いでいます。

福岡は建設業ファクタリングに強い

建設業が盛んな福岡のファクタリング会社は、東京のファクタリング会社に比べ、遥かに建設業に強いという点が特徴的で、ハイスピードかつ低手数料が魅力です。
また、地域密着型のファクタリング会社が多く、近場で資金繰りの相談をしながら現金を調達する事ができるという事で、福岡県の建設業界に於いて一般化しつつある資金繰り方法になりつつあります。

「銀行に断られてしまった…」
「決算期未到来だから無理…」
「すぐに現金が必要…」

という福岡の事業者様は、是非地元のファクタリング会社に相談してみてはいかがでしょうか。