赤字でも出来る資金調達|ファクタリングで即日キャッシュフロー改善

会社を経営する上で避けられない資金不足問題ですが、赤字決算の場合は資金調達方法が一気に狭まってしまい、問題解消が非常に困難です。赤字・税金滞納・リスケ中でも可能な資金繰りとして「ファクタリング」が今注目されています。

赤字でも可能な資金調達

収入と支出の文字

資金調達を行う場合の一つの分類分けとして、“赤字でも可能か否か”というものがあります。
資金繰りを行わざるを得ないという事は、当然ながら資金難に陥っている状態という事ですから、赤字でも可能かどうかは資金調達方法を選ぶ上で非常に重要なポイントです。
当ページでは、赤字に陥ってしまった際に可能又は望ましい資金調達方法等について解説・紹介していきたいと思います。

融資系はほぼ不可能

資金調達に悩む中小企業

赤字の場合、銀行融資、ビジネスローン、商工ローンといった金融業者からの融資は望めません。
理由はシンプルで、融資した金員の返済が見込めないと判断されるためです。
銀行も消費者金融(ノンバンク)もそれは共通しており、赤字の状態で融資をどうしても受けたいのであれば、ヤミ金等の違法な業者に頼むしかありません。
ヤミ金は10日で1割はおろか、10日で2割・3割の暴利が当たり前の世界であり、一度借りたら最期、経営難を立て直すどころか完済はほぼ不可能です。
いかなる状況であっても、ヤミ金にだけは手を出すのだけはやめましょう。

赤字の場合出資を募るか資産の売却が吉

赤字でも関係無い資金調達は大きく分けて以下の2つが考えられます。

①会社への出資を募る
②会社の資産を売却する

両者の違いやメリット・デメリットは以下の通りです。

募集株式の発行
株主配当と出資金

まず、「①会社への出資を募る」ですが、こちらは所謂募集株式の発行と言い、文字通り会社の株式を新たに発行し、当該株式を買ってくれる人を募集するという資金調達方法です。
会社の株式を売るので原資が掛からず、一度に多額の資金を得る事が可能となっているのが最も大きなメリットと言えますが、中小企業の多くは株式を公開していない(一般に流通していない)ので、不特定多数の人が購入する事は出来ず、役員や会社関係者に頼むしかありません。
また、東証に上場するような大きな会社で仮に不特定多数の方が購入出来たとしても、赤字の会社だと株式の価値が著しく下がってしまいます。
特に中小企業が多い福岡県を始めとした西日本エリアでは現実的な資金繰り方法とは言えないでしょう。

株券の見本
資産の処分

資産を売却する事で資金繰りを行うのは、最も基本かつ有効な手段であり、車や不動産といった資産価値が高い物であれば、一度に多額の資金を作る事もできます。
ただし、事業に使用している車両や不動産関係を売却してしまいますと、必然的に事業規模を縮小せざるを得なくなってしまい、仮に売却した資産を再度買い戻すとしても、当然の事ながら売却した値段でそのまま買う事は出来ず、大きな損失となってしまいます。
売却する資産やタイミングはしっかりと見定める必要があります。

売掛金があればファクタリングが最適

前述した「資産を売却」での資金繰りであれば、ファクタリングが最も有効です。
これは“債権”という資産を売却する事で現金預金を増やすという資金調達方法であるため、事業用の資産を売却する必要が無く、事業規模を縮小する恐れがありません。
また、ファクタリングには以下の状況でも利用が可能というメリットがあります。

税金が未払いでもOK

「未払い金があってもOK」を示すファクタリング会社

税金に限らず、諸所手数料の未納や取引先への未払いは貸借対照表上の見栄えを著しく悪くしてしまします。
今後、銀行融資を受けたい又は株式上場を目指している、といったケースであれば、会計資料の体裁の悪さは致命的であり、避けたい所です。
税金を払うために資金調達を行おうとしても、銀行やノンバンクは未納がある状態では融資決定を行わないので、まずは別の方法で税金を納めてしまう必要があります。
ファクタリングは売買契約のため、税金未納や未払いが多くとも取引に影響を及ぼさず、まずは必ず払わなければならない費用の資金繰りといったつなぎ資金として非常に有効です。

リスケジュール中に最適な理由

銀行との返済プランを見直している状態、所謂“リスケ中”の資金繰りとしても、ファクタリングは有効な手段です。
貸借対照表上、売掛金等の債権は“流動資産”と呼ばれ、現金や預金も同様の資産に該当します。
つまり、ファクタリングは「債権という資産」を売って、「現金預金という資産を得る」という資金繰りであるため、融資を受けるのとは違い負債を増やさず、銀行の評価を下げる事がありません。

以上の理由から、リスケジュール中に銀行の評価を下げたくない又は目を付けられたくない、といったケースの資金調達として最適と言えるでしょう。

キャッシュフローを改善したいが、赤字で選択肢が限られている
どれを選べば良いか分からない…

という事業者様は、是非一度お近くのファクタリング会社へご相談してみはいかがでしょうか。