赤字では与信審査が通らない?近畿大阪銀行のファクタリング
近畿大阪銀行の概要
手数料 | 非公開 |
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スピード | 即日〜 |
買取可能額 | 上限無し(与信審査で変動) |
大阪 | 京都 | 神戸 | 広島 | 福岡 | その他 |
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◯ | - | - | - | - | - |
会社名 | 設立 | 電話番号 | |||
株式会社近畿大阪銀行 | 平成12年 | 各支店もしくは、りそな決済サービスへ問い合わせ | |||
所在地 | |||||
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町2-1-6りそな銀行本社ビル内 | |||||
事業内容 | |||||
ファクタリング事業、決済手段一括提供、コンビニ収納代行、ペイメントシステム |
近畿大阪銀行の特徴
近畿大阪銀行はりそなグループの地方銀行で、りそな決済サービス株式会社の行うファクタリングサービスの受付業務を行っています。
地銀の扱うファクタリングということで都市銀行よりも柔軟な審査を期待する方もいますが、審査は比較的厳しめで申込業者の与信力も考慮され、赤字決算や税金滞納では基本的に利用できないので注意しましょう。
ファクタリングではありますが、資金調達よりも資金管理やリスク回避をしたい売掛先の多い大企業をメインターゲットにしています。
一部で資金回転の効率化を目的に利用しているケースもあります。
主な用途
販売先の債権回収に懸念を抱いているお客さま
販売先が多数あり、管理が行き届かず、与信管理に悩んでいるお客さま
販売先新規開拓を積極的に行いたいが、信用度がよく分からないので踏み切れないお客さま
販売先へ拡販を図りたいが、社内与信限度があり、売上を伸ばせないお客さま
参考元:りそな決済サービスファクタリングページより
上記4つの悩みを抱えている企業に対し、近畿大阪銀行はファクタリングサービスの利用を推奨していますが、実際には取引先について社内で与信管理をしている企業に限定されています。
売掛先の倒産した時のリスクヘッジになるので、債権回収に不安のある信用の低い業者を相手にする場合や、初めての取引で不安のある場合等にオススメです。
手数料が安く、診療・介護債権の買取も行っているので資金回転の効率化を目的に利用することもできますが、審査は厳しく時間もかかりますし、基本的に3社間ファクタリングになるため、取引先には周知されてしまいます。
売掛先から見れば銀行の与信審査を受けることになりますが、費用的なデメリットはなく、与信審査に通れば後払い決済で希望企業と取引できるので、契約をめぐりトラブルになるケースは少ないですが、信用が下がる可能性は否定出来ません。
近畿大阪銀行のファクタリングまとめ
ファクタリングの目的は資金調達や資金回転を早めるだけではなく、取引先の代金回収リスクを無くすという目的もあります。
近畿大阪銀行のファクタリングは与信管理に重点をおいたファクタリングを行っていて、運営母体のりそな銀行による与信調査を利用出来るのが最大の特徴です。
売掛債権を回収不能になるリスクを軽減し、取引先を選ぶ上での判断基準にできますので、複数社の中から取引先を厳選しているような企業にオススメです。
資金調達を目的に利用することもできますが、母体はメガバンク系のファクタリングなので審査は厳しく、赤字や運営実績が少ない、税金滞納などの問題があると利用できません。
なお、民間ファクタリング業者の場合も、売掛先の破綻時も安心の保証ファクタリング(償還リユースタイプ)が一般的です。